2008.09.27
北野武の新作映画、「アキレスと亀」を観ました。
芸術家志望の男があまりにも芸術にのめり込みすぎたために、人生がめちゃくちゃになっていくというストーリー。
いろいろ考えさせられる映画でした。そういう意味で、大人の映画だと思います。アートって一体なんなんだろうね?と思うけど、答えなんてあるんだろうか?答えって、なんだ?自分で見つけるんだよきっと。誰かが答えを持ってきてくれるんじゃなくて、自分が見つける。
私は「アキレスと亀」という寓話を知らなくて、この映画をきっかけに知りました。映画の始めに、アキレスと亀の解説アニメが流れます。
以下のページに分かりやすい解説が載っています。
第4節 アキレスと亀のパラドックスとは何か
思い込みって怖い。私もすぐ思い込んでしまうことがあります。この主人公の男もそう。アキレスと亀のパラドックスは、一見もっともらしい話をしているけど、「時間」という概念が抜けている。何かが抜けると、おかしなことになってしまう。思い込んでしまうと、抜けてしまう。そうならないためには、視野を広くする。一歩引いてみる。
映画を観て、抽象化して考えられると、面白いです。なんだか、自分の中で繋がった感じです。
映画の表現手法としても、興味深かったです。直接的な表現を使わず、シンプルに徹し、淡々としています。私はこの映画、すきです。
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